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マイペース数学者のブログ

大阪在住数学者のブログです。どうしても、数学関連のことがメインになると思います。

オープンキャンパス終了、フィールズ賞決定

仕事 数学 ゲーム
昨日は阪大理学部でオープンキャンパスがあった。最近は少子化もあり、大学側も学生を集める努力をしないといけないということで、どこの大学もオープンキャンパスをやっている。僕は今年の数学科イベントの運営を任されていたので、それが終わって肩の荷が下り、ホッとしている。用意したコーナーはどれも興味を持ってくれた学生が一定数いたようで良かった。自分も一つ催し物を用意した。高校生向けの模擬講義などで、毎回ネタとして使っているEuler Getterを今回も利用した。射影平面、Euler数、ゲームのルールに関するパネルを用意して、ノートパソコンを2台並べて、そこで以前Pythonで書いたゲームを展示した。みんな初めてするから当たり前だけど、コンピューターが強すぎて誰も勝てなかった。もう少し弱いのも用意しておくんだった。本当は、オープンキャンパスに向けてプログラムを書き直そうという考えもあったけれど、結局そこまでする余裕がなかったので、昔書いたものをそのまま使った。他には、RSA暗号池田市の神社にある算額、石けん膜で作る極小曲面などのコーナーを用意した。普段、接する機会のない中高生と話すことが出来て新鮮だった。それから、イベントを手伝ってくれた学生とも少し話が出来て良かった。

今日からしばし、お盆休み。そして、数学業界では最大のイベントICM(国際数学者会議)が韓国ソウルで今日からスタートし、数学のノーベル賞とも言われるフィールズ賞の受賞者が発表になった。ちまたでは女性初の受賞者Mirzakhaniが話題だけど、僕としては最近研究が関連してきたBhargavaの受賞が嬉しい。もう少し若いと思っていたけど、40才ぎりぎりの受賞だったのか。フィールズ賞の年齢条件に、40才の誕生日が受賞の年の1月1日以降であることがある。僕は、業績の話は抜きにして、年齢的には今回が最後のチャンスだと思っていたけど、次も一応大丈夫なようだ。日本人では直近のフィールズ賞受賞者の森先生は、国際数学連合の総裁になってしまったり、いろんなところに引っ張り出されて、研究の時間はあんまり取れないんだろうな。フィールズ賞なんかとって、有名人になるのも大変そうだ。僕には縁の無い話だろうけど…