マイペース数学者のブログ

大阪在住数学者のブログです。どうしても、数学関連のことがメインになると思います。

メキシコ&アメリカ出張

前回更新から1ヶ月以上間隔が開いてしまった。

今は、2週間の海外出張を終え日本へ出発するまでの最後のひとときをホテルの部屋で過ごしている。先週はメキシコのグアナフアトとという所にあるCIMATという研究所でゼータ関数の研究集会に参加した。今週はアメリカのウィスコンシン・マディソン大学に共同研究者を訪問していた。

グアナフアトは標高2000メートルぐらいにあるらしい。出発前に大体の気温をチェックしていたから、ある程度涼しいのは覚悟していたけど、思った以上に涼しくて、こんなに高いところにあるとは全く知らなかった。他の国からの研究集会参加者も知らずに来てビックリしている人がたくさんいた。群の表現ゼータなど、あまり縁の無かった話を聞けたり、長らく会っていなかった人に久しぶりに会ったり、なかなか楽しめた。街はとてもカラフルで綺麗だった。メキシコで一番安全で、流しのタクシーに乗っても大丈夫な唯一の町らしい。実際、みんなでダウンタウンで食事をしてホテルに帰る時に、流しのタクシーに乗った。しかし、お腹を壊す人が多く、自分も例に漏れずお腹を下してしまった…

街の写真と、珍しく講演の写真も撮ってもらえたので、貼っておこう。



マディソンでは、ずっとメールだけでやりとりをして、会ったことがなかった共同研究者とやっと会うことが出来た。一度、日本に呼ぼうとしたけど、彼女には小さい子どもがいるので難しく実現しなかった。共著論文の打ち合わせや、滞っていた議論を再開できた。

メキシコで久しぶりに会ったスペイン人研究者がたまたま今月からマディソンに住んでいるらしく、夜は食事に連れて行ってもらって助かった。そういえば、メキシコでは、研究所に滞在中の日本人に一人会ったけれど、それ以外は全く会わなかったな。

こちらの大学に滞在してつくづく感じるのは、教員・学生みんなが活発に議論していて、この雰囲気が羨ましい。自分が使わせてもらっていた研究室でも、名誉教授のおじいさんが見ず知らずに日本人に数学の話題で頻繁に話しかけてくれた。それから、中国人や韓国人は教員、学生ともに多いのに日本人が全然いないのも寂しかった。

中途半端だけど、そろそろ出発の支度をしないといけないので、キャンパスの写真と、金曜夕方の賑やかな湖畔(マディソンは二つの湖に挟まれていて、これも綺麗)の写真を貼ってお終いにしよう。